豊島ミホの「檸檬のころ」読了。どうして豊島さんは80年代の青春群像劇を活写できるのだろうか?豊島さんは82年生まれだそうだからあの頃のことは記憶にないはずなのに…。きっといつの時代にもある普遍的なエッセンスを取り出すのがうまいのだろう。子供のころからよい精神生活を送ってこられたのだろうな。